カム送り(バイパス解錠)について             

 最近、TV、新聞等で報道されている「バイパス解錠」と呼ばれている手口ですが
 9月12日の警察発表により「カム送り」と表現を統一します。

 業界内では昨年始めから知れ渡っていた手口です。
 一般に知れ渡り被害が、出たのは今年になってからです。
 当社にてはメールの御問い合わせ、錠前交換を直接御依頼された
 御客様に危険の旨は御説明しておりましたが、警察の発表を持ちまして
 このページを設けさせていただきました。

 カム送りとは、シリンダカラーを手前に引っ張り特殊な形状の工具で
 ドアに内蔵されている錠前本体のケースを直接操作し、解錠する方法で
 外傷がなく侵入に気付きにくい不正解錠方法です。
 ピッキング対策されている錠前を装着していても関係なく不正解錠できる手口です。

警察庁の発表にあわせて、型式、メーカー名を公表させていただきます。

カム送りの危険性について
「カム送り」要対策ロックセット 一覧表
メーカーフロント表記(刻印) 対策方法(各メーカー推奨、一部未発売も含む)
MIWA LA、MA、LASP
  リングカラーに防止用カラーを装着する。
  ケースを対策品に交換する。
  ケースに防止金具を装着する。

 LA、MA標記のものについては型式がLA(レバー式)と
 MA(ノブ式)に別れます。
LD、LDSP   ケースを対策品に交換する。
  ケースに防止金具を装着する。
BH、BHSP等
GOALASLX、HD
  ケースを対策品に交換する。
  ケースに防止金具を装着する。

 ASLXはレバーハンドルタイプとシリンダー(本締り錠)
 製品のみが対象です。ノブ式は問題ありません。
SHOWA 535(535D)、397、CL-30
  ケースに防止金具を装着する。

 535刻印のものには、ノブ付とシリンダーのみ(本締り錠、535D)の
 2タイプがあります。刻印は同じですが、ノブ付きの品番は535になります。
HORI (フロント表記はありません)
1210、1310、1110、1171
1311(-64、-51、-38)
  リングカラーに防止用カラーを装着する。
  ケースを対策品に交換する。
以上、4メーカー15機種、重複型番含む(2002/9/12 警察庁発表)

 カム送りについて、メーカーにおいてケース(錠前本体)の対策商品が出ています。
 一部商品の対策済みケースはフロント刻印の下に「_」があります。
 叉、錠前交換(シリンダー交換)でも対策商品がでています。
 ご不明な点については、通常どおりメールにても受け付けていますので
 御問い合わせ下さい。

フロント表記の見方は錠前の各部の名称と働きを御覧下さい。

 対策方法として

補助錠の施工。ワンドアツーロック警察各機関でも推奨しています。
シリンダーと扉の隙間にリングスペーサーを入れる。
ケース本体に保護部品をつける。
ケースを対策用に交換する。